こんにちは、羊羊です。
台湾旅行の準備をしていると、最後まで悩むのが「現金って、どれくらい持っていけばいいんだろう」というところ。旅の計画では、これが地味に迷いますよね。
私たち夫婦は台北で3ヶ月ほど暮らしていて、そのあいだの食費や現金の使い方を毎日記録していました。
この記事では、その実際のデータをもとに、私たちがやっていた「現金の持ち方」「両替の仕方」「よく聞くキャッシングとの付き合い方」を、そのままお話しします。
台北で3ヶ月、お金まわりはこうしていました
- 現金はまとめて持っていかない。私たちの記録だと、夫婦ふたりの1日の食費は平均387元(約1,900円)ほどでした。
- お金の用意は、現地のコンビニATMでの海外キャッシングがいちばん安くてラクでした。
- 空港での両替は「着いてすぐの交通費ぶん」だけ。あとは足りなくなったら現地でおろす、という感じです。
※為替レートは2026年7月時点で1台湾ドル=約5円で計算しています。レートは動くので、目安としてご覧ください。
台湾旅行、現金はいくら持っていく?【夫婦92日の実測データ】
いちばん知りたいのは、たぶんここですよね。「1日に現金でいくら使うか」がわかると、持っていく額も自然と見えてきます。私たちの記録だと、こんな感じでした。
夫婦ふたりの食費は、1日あたり平均387元(約1,900円)
妻の小七が、3ヶ月のあいだ毎日の食費をずっと記録していました。屋台・食堂・夜市・スーパーまで含めた、夫婦ふたりぶんの1日の食費です。記録が残っている50日分を集計すると、こうなりました。
| 項目 | 台湾ドル | 日本円(約5円換算) |
|---|---|---|
| 1日の食費・平均 | 387元 | 約1,900円 |
| 1日の食費・中央値 | 330元 | 約1,650円 |
| いちばん安かった日 | 118元 | 約590円 |
| いちばん高かった日 | 1,040元 | 約5,200円 |
いちばん高かった1,040元の日は、着いてまもない寧夏夜市で食べ歩きをした日でした。逆に安い日は、スーパーで買ったものやコンビニで済ませた日です。「毎日きっちり同じではなく、遊ぶ日は増える」くらいに考えておくと、ちょうどいいと思います。
現金で払うもの・カードで払えるものを分けて考える
台湾はキャッシュレスも進んでいますが、夜市・屋台・小さな食堂・ローカルなお店は、まだ現金がほとんどです。いっぽうで、コンビニ・MRT(悠遊カード)・大型スーパー・チェーン店・ホテルはカードや電子マネーで払えます。
現金で消えていくのは、おもに「食事と、ちょっとした買い物」。私たちの感覚だと、食費に飲み物やおやつ、たまのタクシー代を足して、夫婦で1日500〜700元(約2,500〜3,500円)くらい現金があれば足りました(※食費の実測に、日々の細かな出費を足した目安です)。
日数別・現金の持っていき方の目安
| 滞在日数 | 現金の目安(夫婦2人・目安) | おすすめの用意の仕方 |
|---|---|---|
| 3日 | 2,000〜2,500元ほど | 空港で少しだけ両替+足りなければコンビニATM |
| 5日 | 3,500〜4,500元ほど | 最初に少額、あとは現地ATMで1万円ずつ |
| 1週間 | 5,000〜6,000元ほど | ほぼ現地ATMキャッシングでその都度 |
気をつけたいのは、この全額を日本から現金で持っていく必要はないということ。台湾はコンビニがとにかく多くて、必要になったら近くのセブンやファミマですぐおろせます。持ちすぎないほうが、防犯の面でも気持ちの面でもラクでした。もっと細かい費用の内訳は、妻の食費記録(小七日記)に日ごとに残しています。
台湾ドルの両替、どこがいい?5つの方法を比べてみました
「そもそも、どこで両替するのがお得なの?」というのも、大きな疑問ですよね。方法は大きく5つあります。3ヶ月使ってみて感じた違いを、表にまとめました。
| 両替の方法 | レート・コストの目安 | 手軽さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ① 日本の空港・銀行で両替 | レートは悪め・手数料高め | 出発前にできて楽 | 現地で並びたくない/少額だけ用意したい人 |
| ② 台湾の空港で両替 | レートはまあまあ・手数料100元前後 | 着いてすぐできる | 到着後すぐ交通費が要る人 |
| ③ 台湾の街の両替所・銀行窓口 | レートは良い(銀行窓口が最良クラス) | 店を探す手間がある | 現金を多めに使う/時間に余裕がある人 |
| ④ 現地のコンビニATMで海外キャッシング | 最良水準(Visa基準レート+少額の利息) | コンビニで完結 | いちばんおすすめ・ほとんどの人 |
| ⑤ 海外プリペイド/デビットカード | カードによる(悪くない) | アプリで管理 | 使いすぎを防ぎたい人 |
3ヶ月使って、いちばん安くてラクだったのは「現地ATMキャッシング」
私たちが最後に落ち着いたのは、④の現地コンビニATMでの海外キャッシングでした。空港や街の両替は手数料が上乗せされたレートですが、キャッシングはVisaの基準レートがほぼそのまま使われます。すぐに繰り上げ返済すれば、1万円あたりのコストは110円ほど。空港両替だと同じ1万円で数百円〜1,000円かかることもあるので、その差は3ヶ月ぶんで考えると、けっこう大きかったです。
やり方の手順(どのコンビニのATMで、どのボタンを押すか)と、どのカードを選べばいいかは、こちらの記事で写真つきで解説しています。
→ 空港両替より簡単&お得!台湾のコンビニATMでのおろし方とカード選び
着いた直後の「最初の移動代」だけは、空港両替でもOK
ひとつだけ例外があります。台湾に着いてMRTやバスに乗るための最初の数百元だけは、空港で両替してしまってもいいと思います。金額が小さいので手数料の差もわずかですし、着いてすぐATMを探すより気がラクでした。街なかの移動そのものはユーバイク(シェアサイクル)やMRTが便利です。
「キャッシングって怖くない?」3ヶ月使った夫婦の本音
「いちばんお得なのはキャッシング」と聞いても、「借金みたいで怖い」と感じる方は多いと思います。私も出発前は、まったく同じ気持ちでした。よくある不安に、3ヶ月使った今の目線でお答えします。
Q. 借金みたいで不安…
やっていることは「クレジットカードで、海外のATMから台湾ドルを引き出す」だけ。日本の銀行でお金をおろす感覚と、ほとんど変わりませんでした。利息はつきますが日割りなので、スマホのアプリですぐに繰り上げ返済すれば、利息は数十円〜百円ほどで収まります。
Q. 金利18%って高くない?
キャッシングの金利は年18.0%。数字だけ見ると高く感じますよね。でも、これは「1年間借りっぱなしにしたら」の話で、かかるのは日割りぶんだけ。たとえば7万円を3日で返せば、利息は100円ほどでした。すぐ返す前提なら、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。「早めに返す」だけ忘れないのがコツです。
Q. 中国語ができないけど、ATM使える?
大丈夫でした。台湾の主要なコンビニのATMは日本語表示に切り替えられます。ボタンの流れも日本のATMとほぼ同じ。もし日本語がないATMに当たっても、スマホの翻訳アプリで画面を映せば読めます。
返済のやり方や、エポスカード以外の選択肢との比べ方は、くわしいエポスカードの記事にまとめています。
台湾のお金・両替のよくある質問
両替は日本と台湾、どっちがお得?
基本は台湾で用意するほうがお得です。日本の空港・銀行はレートが良くありません。台湾の街の銀行窓口か、現地ATMキャッシングが安く済みます。日本で用意するのは「着いてすぐの交通費ぶんの少額」だけで十分です。
クレジットカードだけで足る?
大型店やチェーン店はカードでいけますが、夜市・屋台・ローカル食堂は現金が中心です。カードだけだと詰まる場面があるので、少額の現金は必ず持ち歩くのがおすすめです。
悠遊カード(EasyCard)はいくらチャージすればいい?
MRTやバス、コンビニで使える交通系ICです。まず500元ほどチャージしておけば数日は持ちます。コンビニで現金チャージでき、余っても次の来訪で使えます。
余った台湾ドルはどうすればいい?
少額なら、帰りの空港のコンビニや免税店で使い切るのがラクです。たくさん余ったら日本で再両替もできますが、レートで少し損をします。だからこそ「現地でこまめに、少しずつおろす」と、そもそも余りません。
キャッシングとカード払い、どう使い分ける?
現金が要る場面=キャッシング、カードが使える場面=カード払い、と分けるのがいちばんお得でした。現金の用意はキャッシングにまかせてしまってOKです。
まとめ:現金は「少なめ+現地ATM」が、いちばん身軽で安い
最後に、大事なところだけ振り返っておきます。
- 夫婦ふたりの食費は1日平均387元(約1,900円)。現金はまとめて持たず、こまめにおろすのが身軽。
- 両替は現地コンビニATMの海外キャッシングがいちばん安くてラク。空港両替は最初の足代だけ。
- キャッシングはすぐ繰り上げ返済すれば、そんなに怖くない。利息は数十円〜百円ほど。
台湾旅行のお金の不安は、出発前にちょっと準備しておくだけで、ずいぶん軽くなります。私たちの3ヶ月の暮らしで「これがいちばんラクだった」というやり方を、そのままお伝えしました。
カードの選び方・ATMのおろし方・繰り上げ返済のやり方は、こちらの記事で写真つきで解説しています。あわせてどうぞ。
→ 空港両替より簡単&お得!台湾旅行の両替はエポスカードのキャッシングが正解
通信(SIM・eSIM)の準備はこちらの記事に、移動に便利なシェアサイクルはユーバイクの記事にまとめています。あわせて準備しておくと、着いた日から身軽に動けます。
