台北の信義区はおしゃれなオフィス街で有名な場所。お店も隠れ家風のフレンチやスタイリッシュなコーヒー店などが並んでいます。比較的値段も高く気軽に食べれるが少ない印象があります。
そのような場所に、半屋外で外の空気を感じられるローカルな佇まいで気取らず、手軽に甘じょっぱい昔ながらの魯肉飯が食べられるお店が 味家魯肉飯店 [ウェイジャールーローファンディエン] です。
おすすめのメニュー
おすすめは店名にもある魯肉飯。魯肉飯とは、豚肉を甘じょっぱいタレで煮込みご飯にのっけたもの。八角の匂いが特徴的で食欲をそそられます。台湾にはたくさんの魯肉飯屋さんがあり、それぞれが違う味付けなので、お好みの魯肉飯を見つけるのも楽しみです。
一見甘辛のタレがくどく感じそうですが、副菜で漬物や茹で卵がトッピングされており、最後まであっさりと食べてしまいます。また量も日本の丼物とは異なり、茶碗サイズなので魯肉飯以外の商品も併せて注文することをおすすめします。
注文したもの
- 魯肉飯 大 45元、小 30元
- 白菜滷 30元
魯肉飯は大でも45元(約200円)。つけ合わせに、白菜滷[バイツァイルー](白菜の煮物)を注文しました。初夏にも関わらず、湿度のある蒸し蒸しした空気で汗が止まらない体に、塩味が優しく染み渡ります。
そのほかに、筒仔米糕[ドンズーミーガオ](台湾のおこわ)や、肉羹[ロウカン](肉団子スープ)などいろいろなメニューがあります。
夫婦移住日記では、1日目に訪れました!
お店の様子
お店は一応店内があるのですが、扉があるわけではないので風が通ります。扇風機やエアコンが回っていますが、それでも汗をかいてしまいます。また虫も入ってくる場合もあります。テーブルもベタベタしていたので、あまり清潔なお店とはいえません。
それでも地元のお客さんの人気は高く、ご飯時間の時には行列もできるほど。また清潔でないことも台湾の風情を感じることができ異国にきたなと思わせてくれました。
日本語は通じませんが、親切に日本語メニューは用意しているので、台北101や松山文創地区に観光に来た際は、よってみることをおすすめします。
また私たちが滞在している間に改装工事が行われていました!しかも綺麗にはなりましたが、まさかのお店の作りはそのまま!引き続き、蒸し暑い南国の風を感じながら魯肉飯を食べることができそうです。
お店の情報
味家魯肉飯店 ウェイジャールーローファンディエン
所在地 台湾 信義区台北 No. 18-1, Ln. 559, Sec. 4, Zhongxiao E. Rd., Xinyi Dist
電話番号 +886 2 2749 3472
営業時間 11:30~20:30
定休日 無休
お店には行けないけど、いますぐに本場の魯肉飯が食べたい!と思ったら台湾で製造されている魯肉飯の缶詰がおすすめ!