台湾は大人こそ公園で遊ぶ。豊かな公共空間を台湾から学ぶ【台湾移住2日目 その2】

この記事は台湾 台北にちょこっと移住したアラサー夫婦がそれぞれ書いた日記です!

夫・羊羊編、移住2日目その2。

移住2日目日記の続きです。

その1(朝食→昼食)はこちらから

お昼ご飯を食べて元気回復!さらに歩きます。しかし暑すぎてみるみるうちにお昼のご飯の塩分が汗に変わっていきます。

途中デパートで休憩、ガンガンにエアコンが効いているので助かりました。休憩のつもりがいろんな商品を見てしまいます。

マダム牛さん
高品質な鶏です
搾りたてのオレンジジュースが飲める自販機!

道草休憩になりましたが汗も乾いてきたので、迪化街[ディファジエ]に向かいます。

迪化街[ディファジエ]は、台北市の西側にある淡水河近くの問屋街でエリア一帯を大稻埕[ダァダオツェン]といい、昔から台北の物流拠点として発展した場所です。

今でも昔の建物が多く残っており、漢方薬や衣服、雑貨、工具用品などたくさんのお店が連なっています。

東京の合羽橋商店街や築地が合わさったような場所でしょうか。

羊羊

ちなみに中国語で街[ジエ]は道や通りという意味です。

籠専門店。全部欲しい
生地専門店も多数
路地も素敵すぎる

古い建物が軒を連なる様子はただただ歩くだけでも楽しい。一歩路地に入ると、映画の世界のようなノスタルジーで素敵な風景。

ちなみに雑紙で台湾特集があれば必ず掲載されている、日本人の方が経営している雑貨屋さん我好妳好も迪化街にあり、古いだけではなく内部はリノベーションし若い方が営んでいるイケてるカフェや雑貨屋がたくさんあります。

2階にあるコーヒー屋さんで休憩
素敵なリノベーションカフェ
スペシャリティーコーヒーと烏龍茶。串はドライイチゴです

また何度も訪れる予定の街なので今回は夜市まで体力を温存するためサクッと観光し、川辺に向かいます。

川辺は公園になっており夕焼けの穏やかな景色が綺麗!気温も落ち着いてきて涼しく過ごせました。

穏やかな淡水と観音山

そして公園にはコンテナを利用したお酒が飲める飲食店がありました。

気持ちが良い所で飲み食いしたいという人間の本能に答えるように用意されているのが、とても人間味のあふれる豊かな風景に思えました。みなさんリラックス。

さらに驚いたのがその先にある木々がいっぱいあるエリア。

ここではカラオケステージがあり年配の方が楽しそうに過ごしていました。週初めの平日の夕方にもかかわらず宴会も開かれていました。

公園の光景です。
恥ずかしいとかなしなし、カラオケ中

日本の公園だと禁止項目だらけでありえない風景。台湾の人は若い人もお年寄りも公園の使い方がとても上手だなと思いました。

日が暮れてきて涼しくなったので夜市に向かいます。迪化街から歩いて10分ほどで台北で有名な夜市の一つ、寧夏夜市[ネイシャーイエスー]に到着しました。

「夜市」とは日中は道路ですが、夕方から夜(10時ぐらい)までは封鎖しご飯や雑貨の屋台が集まる市場のことです。

外食文化が当たり前の台湾では至る所に夜市が毎晩開催されています。ちゃんと政府公認で、道路規制や警備員が巡回しているので安心して訪れることができます。しかも寧夏夜市は小学校前で開かれています。

道路には屋台、両側の建物にもお店があります

観光地としても有名でたくさんの人で賑わっており人混みが苦手な人は、屋台ではなくその通りに面したお店で食べるのがお勧めです。また屋台は移動するのでGoogleで検索してもその場所にいないこともあるので注意。ですが美味しいお店には長い行列ができているので、行列があれば並んで買ってみるのもお勧めです。

羊羊

台湾の人は行列が大好きで何があるかわからないのに並ぶクセがあるらしい。

僕は優柔不断&あまり夜市が得意ではないので、とりあえず行列に並んで大腸包小腸[ダーチャンバオシャオチャン]と糖葫蘆[タンフールー]を購入。

大腸包小腸は、おこわ版ホットドッグのような食べ物で、おこわに挟まれた甘く味付けされたソーセージにニンニクベースのソースがスパイシーでとても美味しい。夜市で必ず食べるべき一品。

そしてト糖葫蘆。台湾ではトマトはフルーツの扱いで、硬い飴とジューシーなトマトの食感が面白い食べ物です。トマト好きなので食べる前から期待値してましたが、実際食べてみるとあまりハマらず…

お腹を満たしシメのデザートへ。妻が行きたかった夜市近くの豆花屋さん、豆花荘[ドウファーチュアン]。

豆花[ドウファー]は豆腐にシロップを掛けた素朴なデザートでプラスで様々なトッピングをすることができます。夏は冷たく、冬は温かく食べ、台湾を代表するスイーツです。

羊羊&小七

二人ともお家で豆花を作るほど豆花好きなので、台湾に行ったらたくさんお店を巡ろうと意気込んでいました。

寧夏夜市近くにある豆花荘は豆花の名店で、現地の方もまるで居酒屋のように集って豆花を食べながらおしゃべりしているのが印象的でした。

記念すべき豆花第1回目。僕は大豆豆花[ダードウドウファー](金時豆の豆花)、妻は黒心白玉豆花[ヘイシンバイユードウファー](胡麻餡白玉の豆花)。

シロップがシャーベット状になっているのが特徴で、ツルりとした豆花がとても喉越しがよく美味しい。トッピングも自然な甘さで、夜市のご飯でこってりとした胃のなかがスッキリします。

毎日食べたい豆花!

今日の予定は全て終わり!地下鉄に乗ってお家まで帰ります。

妻 ・小七 日記はこちらから。よりご飯について詳しく書いています。

滞在3日目に続きます。拜拜、明天見~!

今日のおまけ写真。檳榔屋さんには扇状の看板があります。

\台湾移住で参考にした本/

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