こんにちは!羊羊です(@yangyang_xiaoqi)
「あだ名やニックネームが欲しいけど、どうやって作ればいいかわからない」
「外国人との交流で、日本語の名前が覚えてもらえない」
「自己紹介をもっと印象的にしたい」
そんな悩みを持つ方におすすめなのが、中国語でのあだ名作りです。
中国語圏では、親しみやすい呼び方をする文化が根付いており、誰でも簡単に素敵なあだ名を作ることができます。
この記事では、中国語学習歴のある筆者が実体験をもとに、あだ名の作り方から実際の使い方まで詳しく解説します。
※なおこの記事では中国語とは台湾中国語(繁体語)のことを意味します。
中国語圏のあだ名文化とは?基本を理解しよう
中国語圏では、相手の年齢によって異なる呼び方がありますが、一般的には以下の2つの方法であだ名を作ります
1. 叠字(ディエズー)方式:同じ漢字を2回繰り返す
- 例:羊 → 羊羊(ヤンヤン)
- 例:美 → 美美(メイメイ)
覚えやすく、可愛げが出ます。パンダの名前もディエズーが多いですね。
2. 小+一文字方式:「小」を名前の一文字の前につける
- 例:小羊(シャオヤン)
- 例:小美(シャオメイ)
シンプルで馴染みやすい形です。
3.(台湾っぽい)阿+名前/〜仔(-á)
台湾では、阿+名前/〜仔(-á) もよく使われます(親しみの接頭・接尾)。例:阿明/明仔。
注意すべきNG例
以下のあだ名は避けましょう:
- 小王(男性):浮気相手を指すスラングとして使用される
- 小三(女性):不倫相手を意味する
- 縁起の悪い漢字や、ネガティブな意味を持つ文字
※「小三(女性側)・小王(男性側)」は“不倫の第三者”の俗称です。(地域問わず広く通用)
中国語ニックネームをつけてみよう
それでは、あなたの中国でのあだ名をつけてみましょう。
あなたの名前の漢字一つをピックアップして、先ほどのように組み合わせます。
名前がひらがなやカタカナの場合は、当て字で漢字を選んでも大丈夫です。
また同じ発音であれば漢字を変換してもOKです。
発音の仕方は、Google翻訳等で調べてみましょう。
※中国語は発音が4つあるので、耳で聞いて覚えるのがおすすめです。
あだ名で自己紹介してみよう
中国語での自己紹介は
こんにちは、私の名前は〇〇です。「 您好,我 叫 ○○。」[ニンハオ、ウォージャオ ○○。]
あだ名は△△です。「大家 都 叫 我 △△」(ダー ジア ドウ ジャオ ウォー △△ )
と言います。
私の場合は、
您好,我叫 田中 羊太。大家 都 叫 我 羊羊。
となります。

さらに、なぜこのニックネームなのか?を説明できると話題が広がります。私の場合は、羊のように髪の毛がくるくるしてるって言ってます。
英語圏でも使える!英語への応用
中国語でのあだ名が決まったら、発音記号そのまま、英語にも応用することが可能です。
これで世界中どこに行っても、あだ名で呼んでもらえます!日本でも「ヤンヤン」もしくは「ヤンさん」と呼んでくださいと自己紹介できます。
知らなかった…台湾ではフルネームで呼び合う
これで自己紹介の掴みオッケーで親しくなるきっかけができました。
と思いきや、台湾では親しい間柄であればフルネームで呼ぶことが一般的だそうです。
確かに台湾映画を観てみたら、恋人同士フルネームで呼んでいました。
しかも家族でもフルネームで呼ぶそうで、日本だとよそよそしい感じになりますが、不思議な感覚です。
※初対面やフォーマルはフルネーム/姓+称号が無難です。
実体験:中国語あだ名がもたらした変化
私(羊羊)が中国語でのあだ名を手に入れて、自己紹介が楽しくなりました!
- 自己紹介が楽:覚えやすく、会話の糸口になる
- 交流が活発に:SNSやオフラインで親しみが増す
- 自分らしさ:名前がキャラづけの手助けに
妻(小七)は、ひらがな名なので、漢字の「七」を当てて、「小七」としました。
小七がは台湾のセブンイレブンの呼び方と同じで覚えやすいと好評。ローカルにすっと溶け込みます。
まとめ:今日から“ニックネーム”デビュー
- 手順:①字を1つ選ぶ → ②叠字/小+字/阿+名/〜仔を選択 → ③発音を軽く練習 → ④実戦投入
- 英語圏:音の転写でOK(直訳はNG)
中国語のあだ名は、自己表現×交流促進×学習モチベの三拍子。あなたも“ニックネーム”をひとつ作って、新しい自分を始めてみませんか?