台湾の浅草「龍山寺」と原宿「西門」を散策。古い伝統と新しい文化が見事に共存する街並みがすごい!~龍山寺編~

この記事は台湾にちょこっと移住したアラサー夫婦の日記です!日々訪れた場所やお店を紹介しています。

夫・羊羊編、移住12日目パート2。

午前中に大直で行われていたドラゴンボートレースを観戦、午後は妻・小七と合流し、龍山寺と西門駅付近を散策してみました。

この二つのエリアは台北の左側にあり隣接していますが龍山寺は日本の浅草、西門は日本の原宿のような場所で、それぞれお年寄り・若者の聖地と呼ばれる対極な場所です。

どちらも観光地として有名なエリアなので参考になれば幸いです。西門編はパート3に続きます。

内容

お年寄りの聖地、龍山寺を散策

妻・小七と合流して、龍山寺を観光するため最寄りの龍山寺駅に到着。

地下は参拝グッズを販売しているお店や占い店、宝石店、マッサージ店など、ちょっとした商店街になっています。

地上に出ると駅の周りにはお年寄りがたむろしていました。

日陰ですが蒸し暑く、地下の冷房が効いた場所に移動したくなりますが、お年寄りの方々は気にせず、おしゃべりや囲碁?に夢中。

お年寄りの聖地と言われる理由がすぐに理解できました。

龍山寺見学前に腹ごしらえ。胡椒餅と八寶氷が有名です。

狭い路地先にある胡椒餅が有名なお店「福州元祖胡椒餅」へ。

釜で焼かれたカリカリに焼かれた生地に、激熱肉汁たっぷりの餡。昔に北京で食べた肉まんにそっくりで、とても美味しい。冬に食べたらもっと美味しいはず!

すぐさまおやつで有名な「龍都冰菓專業家」へ。

行列でしたが運よく店内(半分外)で食べることができました。

名物は八寶氷。かき氷の上に、豆や餅などいろんなトッピング。優しい甘さで体に沁みます。

日本でも缶に入った台湾製の八寶ぜんざいを買うこともできます!

八は「沢山の」という意味や、お金が儲かる意味の「発財」と発音が似ていることから縁起の良い数字でもあり、龍山寺がある場所で食べると、より良いパワーがもらえそう。

胡椒餅、八寶冰、いろいろ食べた!ごはんの紹介は妻・小七の日記にて

この日は色々食べたのですが、僕の日記は街の風景についてが多いので、ご飯については妻・小七の日記に詳しく書いています。訪れたお店の場所もマップにて案内しているので便利です!

観光地でも有名な龍山寺は台北最強のパワースポット、どんな願いも聞いてくれる

龍山寺に到着しました。有名観光地のため観光客も沢山いますが、地元の方々、しかも老若男女問わず訪れていました。

龍山寺[ロンサンスー]は、正式には「艋舺龍山寺(ばんかりゅうざんじ)」と言い、1738年に創建、1919年に大規模な修繕が行われ、現在の姿になったと言われています。

観音菩薩を本尊としながら、道教、儒教の神々も祀られているため、仏教、道教、儒教が融合した台湾最強のパワースポットとしても有名です。

そのため園内には、100種類以上の神々が祀られており、その時々にお願いしたい神様を訪れ、お祈りすることができます。

神様の声を聞く。台湾のおみくじ ポエとは?

台湾のお寺では赤い三日月型の木片を使って神様へ願いの意見を聞く「ポエ」・筊杯[ジャオペイ]という占いがあります。

やり方は三日月形の小さな木片のポエを2つ投げ、裏表の出た形によって神様の答えを判断します。

無料でできるので訪れた際はチャレンジしてみましょう。やり方は下の通りです。

  1. 願い事を心の中で唱える:ポエを2つ手に持ち、自分の名前、住所、生年月日、そして願い事を具体的に神様にお伝えします。
  2. ポエを投げる:願い事をした後、ポエを地面に向かって投げます。
  3. 出た面で判断:
    • 表と裏: 神様の許可が出たという意味で、おみくじを引くことができます。
    • 表と表、または裏と裏: 神様の許可が出ませんでした。別の日に再チャレンジするか、別の神様にお願いしてみましょう。

龍山寺でもポエを行っている姿を見ることができました。何回もやっているように見えたのですが、やり直しが効くのでしょうか?

ちなみにお土産としてポエを買うことができます。

龍山寺周辺散策もおすすめ、200年前のレンガ造りの街並みが残る剝皮寮歴史街区

龍山寺を後にして周辺も散策してみました。

龍山寺がある萬華[ワンフォア]エリアは昔からある街で、老街[ロウジエ]と呼ばれています。

そのため200年前のレンガ造の建物の街並みが残っており、さらにリノベーションした街の資料館もあるので、ついでに訪れるのもオススメです!

羊羊

観光本だと龍山寺近くの足ツボマッサージ勧められますが、観光地価格&円安で日本とあまり値段が変わらないです、、

昔のレンガ造の街並みをそのまま残した剝皮寮歴史街区は約200年前の清朝時代に造られ、剝皮寮[ボーピーリャオ]、当時中国から運ばれて来た木材の皮を剥いで紙に加工していた由来があります。

台湾の街を作っている「騎楼」の原型でもあり、レンガ造のレトロな雰囲気とリノベーションによってアートの要素も加わり、フォトジェニックな場所となっています。

剝皮寮歴史街区の歴史を紹介する展示や、企画展としてコロナ禍の取り組みが紹介されていました。

実物の防護服や資料を使い、エッセンシャルワーカーの方々の苦労がよくわかり、またその働きぶりが讃えられており、記憶で終わらず記録として残してるのがさすがだなと思いました。

と、展示を見ていると突然の土砂降り、、止むまで外に出れなくなりました。亜熱帯気候ならではのスコールで、あたりはあっという間に水溜りに。しかも古い街のせいか、下水機能があまり働いていない気が、、

仕方なく止むまで展示室で休憩。誰も文句言わず、管理している人も資料館なのに子供たちが地面に座ったり、はしゃいでいてもしてても気に留めず、おおらかな雰囲気。

雨が止んできたので、隣駅の西門へ。パート3に続きます!

本日のおまけ写真 パート2

雨宿りしていた周りにいた方々と一緒に。

謎のBOOWY感のある並び。一体感があります。

\台湾移住で参考にした本/

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