台北・松山文創園區「不只是圖書館(Not Just Library)」で“本に浸かる”一日

松山文創園區の「不只是圖書館」入口サインと書棚の様子(タイトル入り画像)

こんにちは!羊羊(@yangyang_xiaoqi)です。

猛暑&エアコントラブルで避難した先は、松山文創園區の『不只是圖書館(Not Just Library)』。ゆったり滞在できる有料ライブラリーで、本に浸かった一日。

この記事は台湾にちょこっと移住したアラサー夫婦の日記です。

日々訪れた台北のお店や街の様子をお届けしています。

夫・羊羊編、移住19日目。

内容

中国語の勉強 量詞は日本語よりたくさん 使うコツも学びました

猫のイラストで量詞を学ぶスライド(一盒猫・一碗猫などの例)

今日は、中国語の量詞について学びました。中国語で難しいのが、〜個や〜匹などの量詞。

日本人なら余裕と思われがちですが、中国語の量詞は日本語よりもたくさんあります。

例えば、

個(gè) – 最も汎用的な量詞
本(běn) – 本、雑誌など → 一本書(1冊の本)
張(zhāng) – 平らなもの → 一張桌子(1つのテーブル)
條(tiáo) – 細長いもの → 一條路(1本の道)
杯(bēi) – カップ1杯分 → 一杯茶(1杯のお茶)隻(zhī) – 動物、片方だけのもの → 一隻狗(1匹の犬)
台(tái) – 機械類 → 一台電腦(1台のパソコン)
件(jiàn) – 服、事柄 → 一件衣服(1着の服)
朵(duǒ) – 花 → 一朵花(1輪の花)

などなど、キリがありません。先生もたくさんあるから、全て覚えようと思わないでねとアドバイス。

量詞に困ったらとりあえず「個」を使えば通じます。

台北最新リノベスポット「不只是圖書館 Not Just Library」を満喫。日本統治の歴史を知る

Not Just Libraryの暖簾付きエントランス。棚越しに本が並ぶ、チケット制の案内表示

自宅に戻ったのですがエアコン故障。部屋の温度は30度を超え暑すぎ

部屋に居られない…しかも夕方から天気が崩れるとの予報だったので、前から気になっていた自宅近くの最新リノベ図書館「不只是圖書館 Not Just Library」[Bù zhǐ shì túshūguǎn]で過ごすことにしました!

雨の日でも静かに長居できる、有料ライブラリーの入館方法を日本語で最後にまとめています。

「不只是圖書館 Not Just Library」は、松山文創園區(地元では通称:松菸[sōng yān])にある有料の施設です。日本統治時代のタバコ工場の元・女工用の浴場跡地(北側澡堂)をリノベーションした空間で、タイルや浴槽なども当時の姿もそのまま活かされており、お風呂場なのに本があるという不思議な空間になっています。

図書館内はほの暗く、静かで涼しく、夏の台湾でゆっくり過ごすにはぴったりな施設です。

デザイン/建築/アート系の雑誌・書籍が充実しており、日本の雑誌も多く、有料制ゆえ静かに長居できます。

羊羊

おひるねをしている方もちらほら。とても心地いいのでわかる

入り口を通った先には、窪んだイベントスペースがあり、まるで本の浴槽みたい。この日も子ども向けのイベントが開催されていました。そして、その奥には浴室。当時の浴槽をそのまま生かしており、新旧デザインの対比がとても面白い空間でした。

段床のイベントスペースで読み聞かせを楽しむ子どもたちと周囲の本棚
元・浴場の半円形浴槽を活かした読書席とタイル壁、窓際カウンター
浴槽の中で本を読むこともできます※湯はありません
タイル壁と書棚に囲まれた窓際ソファの読書コーナーと自由に書けるボード
お昼寝人気スポット

金継ぎのようなマジョリカタイル補修も素敵。細かいところまでデザインされています。

花柄タイルの欠け部分を金色で補修したディテール(金継ぎ風の意匠)

現代のニーズに合わせた施設の使い方で、当時の文化まで知れる。図書館はいい塩梅でデザインされており、台湾リノベの真骨頂を感じる空間でした。

不只是圖書館 Not Just Library 入館情報まとめ(チケット&導線)

  1. アクセス
    • MRT板南線「國父紀念館」駅 5番出口→光復南路を北上→園区メイン通路「松菸大道」を右へ。徒歩7分ほどで園区に入り、案内に従ってA7棟方面へ。
  2. チケットはどこで買う? 支払いは?
    • 注意!図書館は有料区画となっています。
    • 現地購入:園内「設計點(Design Pin)」大サービス台で当日券。オンライン:公式リンクから電子チケット。支払いは現金/LINE Pay対応。チケットは当日、台湾設計館との相互再入場可
  3. 料金・営業時間
    • 一般50元/団体40元(10名~)/一部優待無料火~日 10:00–18:00、最終入館17:30、月曜休館
    • 混雑時は入場制限あり。
  4. 館内ルールと設備
    • 静粛・飲食不可・フラッシュ禁止・ペットはバッグINWi-Fi&電源あり
    • リストバンドを渡されるので、途中出入り可能

夜ご飯は電鍋で作る台湾風スープと千層餅 一日で台湾文化の多様さを知る

電鍋で作った台湾風スープと千層餅、ゆで卵を並べた自炊の食卓

閉館ギリギリまで過ごし、部屋もなんとか過ごせる暑さになったので夜ご飯にします。

今日の夜ご飯は、妻・小七特製 電鍋で作る台湾風スープ とお昼に買った千層餅。

千層餅は、学校近くの「呉師父東北葱花大餅」で購入。

呉師父東北葱花大餅のショーケース。層になった千層餅が並ぶ店頭

千層餅とは層になったフォカッチャみたいなパンで、主に中国大陸東北部でよく食べられています。確かに昔、北京に旅行にいったときに食べたような懐かしい味。

台湾の文化には中国大陸と日本の影響が混在しており、食文化や建築様式にもその多様性が表れていますね。

台湾文化の多様さに触れた1日だったな。そんなことも思いながらお腹いっぱいたべました。

そして電鍋がスイッチ一つでなんでもできるのがすごい。旨み濃縮で絶品です。

エアコントラブル。オーナーとの調整難航〜airbnbのリアル〜

airbnbで借りた部屋のエアコン室温表示31℃のまま下がらない故障中のエアコンのクローズアップ
31度から下がらない故障したエアコン

エアコンの調子が悪いです。オーナーとはLINEで、英語か簡単な中国語でやりとりしました。

写真付きで直してくれ!と連絡しても、操作が間違ってるんじゃない?の一点張り。

すぐに対応してくれないと日中の部屋は灼熱地獄。

これも旅の思い出なんでしょうか?

本日のおまけ写真

来館者の手描きメッセージやイラストが集まる「なんでもノート」のページ

図書館にあったなんでもノートの落書き。日本と変わらないですね。

夫婦でリアルな台湾生活を発信中!

\1級建築士視点で台湾台北の良さを発見/

\地元朝市買物から電鍋料理まで台湾での自炊を公開/

羊羊&小七

台湾の日々の生活は、ちょこっと移住日記にて発信しています!観光ではない、日常視点の台湾の様子を発信しています。

松山文創園區の「不只是圖書館」入口サインと書棚の様子(タイトル入り画像)

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