この記事は台湾 台北にちょこっと移住したアラサー夫婦がそれぞれ書いた日記です!
夫・羊羊編、移住4日目その1。
この日も朝食は吐司[トゥーシー](トースト)から。中身は、肉鬆[ローソン](豚肉のフレーク)と目玉焼き、飲み物は甘い紅茶。
午前中は自宅から自転車で5分の距離にある国父記念館へ。
妻・小七は午前中はゆっくりしたいということなので、1人で行ってきます。
お昼ご飯は一緒に食べる予定なのでそれまで別行動となりました。
国父記念館は、ブルー線の国父記念館駅が最寄りにあり、台湾台北の観光地としても有名な場所です。
中国語では國父紀念館[グオフージーニエングワン]といいます。
国父記念館に入る前の知識として、国父とは誰の事でしょうか?
国=中華民国 の事で、中華民国の父とは孫文さんのことを指しています。2023年時点で「台湾」は国名ではなく通称で、「中華民国」もしくは「中華民国・台湾」が正式な国名です。
国父記念館は、孫文さんを讃える施設で、孫文さんの巨大な像が鎮座しています。記念館は台湾の歴史資料館や美術館にホールなどが併設されておりかなり巨大な建物です。
ちなみに孫文さんは別名・孫中山さんとも言い、「中山」という名前は台湾のあちこちで見ることができます。(中山区という場所ももあります)
国父記念館の入場料は無料です!
さっそく入ってみます。
外観は中国風ですが、エントランス部分の柱が大きく強調され、屋根がめくりあがっており、どこかヨーロッパの古代神殿の風格もあります。
力強い形ですね。豪華絢爛というよりは質素剛健な感じ。
中に入ってみましょう。四方向から入れますが中央口から入ると、孫文さんの銅像が出迎えてくれます。
かなり巨大な孫文さん。3階建てぐらいのサイズ。
銅像の後ろの壁には、孫文さんの功績をいくつかの壁画で飾られています。
ここでは開園時間中、憲兵さんが像を直立不動で監視しています。
とても大変そう…
そして毎時間ごとに交代式があり、ピリッと張り詰めた空間にリズムの良い靴音と共に行進と、カチャカチャとバトンの様に回して銃を捧げる式が見れます。
国を守るという行為が間近で見れ交代式がスムーズに終わった後は、なぜかホッとしました。
交代式の時間を知らせるアナウンスはないので、時計を見ながら内部を観覧するとこをお勧めします。
動画でも撮影したので実際の音を聞いてみてください。
展示もみたかったですが、お昼が近いのでまた今度。お土産屋さんで妻・小七を待ちます。
お土産も可愛い!スノードーム欲しい…
まだまだ台湾にいるので散財する前に、ひとまず国父記念館のミニレゴを買いました。
待っている間に国父記念館の周りの建物も見学。小学校みたいですが、デザインがかなり凝っています。
妻・小七と合流し、お昼は2回目の蕭家小館[マンジャーシャオグワン]へ。注文したのは、
- 泡菜豬肉蛋飯 [パオツァイジューロウダンファン](漬物、豚肉、卵のチャーハン)酸っぱいキムチ?のチャーハン。
- 茴香豬肉水餃[フイシャンジューロウスイジャオ](フェンネルと豚肉の水餃子)フェンネルが爽やかで、クセになる美味しさ。
- 苦瓜排骨湯[クーグァーパイグータン](ゴーヤとスペアリブのスープ)白苦瓜が肉厚でしかも全く苦くなくて美味しい。
総じて、全部美味しい!さすが蕭家小館。地元の方しか訪れないお店ですが、かなりおすすめです。
まだまだ食べてないメニューがたくさんあります。
お昼を食べたあとは、この前見つけた五金行[ウージンシン]に入ってみました。
五金行とは生活雑貨屋さんの事で、個人店版のホームセンターのようなお店です。台湾ではホームセンターよりたくさん見かけます。各店舗毎に個性があり、思わぬ掘り出し物がたくさん見つけられます。(ディグル?)
蕭家小館の近くの五金行の店名は分からず…(看板は多分前のお店のまま)主に文房具を扱ってました。
文房具がレトロでかわいい!
ただのゴミ袋でさえも中国語表記で欲しくなります。お土産に良さそう。
さて、このままどこか散歩しようかと思いましたが、日差も強くなってきたのでいったんお家に帰り、夕方からまたお外に出ることにしました。
その2に続きます。