こんにちは!羊羊(@yangyang_xiaoqi)です。
今日は台湾大学にある、有名日本人建築家が設計した図書館を訪問します。
台湾では日本人建築家が人気で、あちこちで作品を見ることができます。亜熱帯気候、文化の違いなど、日本人建築家が台湾でどのような工夫をして設計したのか、1級建築士の視点で見学してきました。
この記事は台湾にちょこっと移住したアラサー夫婦の日記です!
日々訪れた場所やお店を紹介しています。
夫・羊羊編、移住16日目。
お昼は学食のお弁当!サラダは好まず、フルーツがついてきます
午前中は授業、午後は台湾大学内にある有名な建物を見学を予定しています。
そのためお昼は学食のお弁当を購入。
台湾では生のサラダを食べることがないので、代わりにフルーツがついています。
ちなみに台湾ではミニトマトはフルーツの分類です。
野菜が多く入っているのでヘルシーでした。本当は予約制みたいですが予約の仕方がわからず、余っているので特別に買うことができました。
台湾大学へ移動。図書館を見学
お昼ご飯を食べてユーバイクで台湾大学へ向かいます。
今回訪れたのは台湾大学内にある図書館です。
正式名称は「国立台湾大学社会科学棟図書館 」もしくは「 辜振甫紀念圖書」といいます。
日本の有名建築家 伊東豊雄さんが設計しました。
伊東豊雄さんは宮城県仙台市の「せんだいメディアテーク」など、これまでの建築デザインの常識を越えるような有機的な建築物があります。2013年には建築界のノーベル賞と言われるプリツカー建築賞も受賞しています。
お家近くの松山文創園區の複合ビルも伊東豊雄さん設計です!
台湾には伊東豊雄さんの建築物がいくつかあり、台湾の台中の「台中オペラシティ」も有名です。
なぜ台湾に日本人建築家の建物があるのか?
日本人建築家は台湾でもとても人気で、美術館や大学施設など古い建物から最新の建物など多く見ることができます。
この理由は日本統治時代に重要な植民地として、惜しげもなくお金をかけて立派な建物を建築し今もなお、リノベーションし台湾の人たちに大事に使われていることも考えられます。
総統府として現在使われている建物も日本人建築家設計です。
また台湾は新しい物好きな面もあり、実験的なデザインでも実現しやすさがあることから、海外の良いものをどんどん受け入れる文化があるためだと思います。
今回訪れた図書館も本来であれば本の日焼けを避けるため、図書館は窓を小さくするのが一般的ですが、
こちらの図書館は四面ともガラス張りしかも蓮の葉が集まったような天井が特徴で、さらに天窓まであり、かなりチャレンジングなデザインをした建築物です。
要注意!内部見学にはパスポート原本が必須です
と、、意気揚々と内部を見学しようと思いましたが、
関係者以外はパスポートなどの身分証明証が必要と受付の方の説明。
しかも「必ず原本」
台湾総統府などの見学にもパスポート原本が必要なので、覚えておきましょう
とのことで、下調べせずきたのでパスポートを持っていないため入ることができませんでした。
外観は自由に見学可能
諦めて外観を見学。
外観も建物内で完結せず、その外の芝生にまで同じデザインで統一しており無限の広がりを意識していそう。
さらに周りの水盤は飾りではなく、柱がストローのようになっており屋根まで汲み上げて打ち水として屋根にかけて夏場は屋根の熱を下げる機能があるそうです。
先進的なデザインだけでなく設備的にも台湾の気候を上手に読み解いた建築物であることがわかりました!
電鍋でご飯が美味しく炊ける!ほぼ日本食な自炊ご飯
宿題があるので夜はお家で過ごします。
妻・小七が電鍋で白米を炊いてみました。
簡単すぎてほんとに炊けるの?
と思いましたが、ツヤツヤでふっくらでとても美味しい。炊飯器いらないレベル。
白米まで炊けたら立派な電鍋ストではないでしょうか?
パスポートをカバンに入れ、明日内部見学リベンジします。
本日のおまけ写真
図書館建設の寄付金一覧を建物デザインと合わせて。