この記事は台湾にちょこっと移住したアラサー夫婦の日記です!日々訪れた場所やお店を紹介しています。
移住6日目
午前中はゆっくりお家で魯肉飯ランチ、午後から展示会へ。
今日も学校お休み。
自宅近くの松山文創園區にて、台北科学技術大学の建築学生さんの卒業設計展が行われていると知り、見にいくことにしました。
僕も元建築学生なので、どのようなアイディアに出会えるか楽しみです。
お昼は「味家魯肉飯店」で魯肉飯を外帯(テイクアウト)でお家で食べます。「味家魯肉飯店」は他のお店が閉まってても大体空いているので、困った時に何度も助けられました。
国立台北科技大学建築学科の卒業設計展を訪問
お昼も食べ支度し松山文創園に向かいます。
松山文創園は展示スペースもあり、この日は国立台北科技大学 建築学科の卒業設計展が開催されていました。
卒業設計展とは、建築学生が大学4年生が卒業論文の代わりに制作する建築計画案を、学外で発表する展示会のことです。日本でも全国の大学から卒業設計日本一を決めるイベントがあります。
台湾の建築学生さんがどのようなアイディアを持って、建築設計をしているのかとても気になります。
まず会場について驚いたことが美術展の様に看板があること。一人一人の顔写真が掲載されており制作物だけでなく、どの様な人が作ったのかがわかります。
そして会場も広く、1作品ごとに十分な展示スペースが与えられ、大きな模型やプレゼンボードが展示されており迫力がありました。
さらにスポンサーまでつけており運営方法までしっかり計画されていました。
さっそく作品をみてみましょう。
全体を見てみて思ったのが、台湾の都市課題を扱っている作品が多く感じました。建物ではなく都市のスケールでの提案となるので必然的にサイズも大きくなります。それを緻密によくまとめられていました。
その他、自分の身体性や感覚に向き合う詩的なストーリーと空間を提案している案も多く見受けられました。この系統の案は、僕が大学生の時に流行ったテーマで、日本と台湾で似ているなと感じました。(自分のお墓を設計など)
羨ましいなと思ったのが、「シン・ゴジラ」をテーマにした案。日本の大学で卒業設計はゴジラでいきます!なんて行ったら秒で怒られそう。この方の案もちゃんと緻密に説得力のある内容だったので、卒業設計としてちゃんと評価されたんだと感じました。
日本の建築学生さんは世界的にみてもクオリティが高いなんて言われたりしますが、展示会まで自分たちで行う、台湾の建築学生さんの凄さに圧倒され危機感も感じました。
大安散策と「玖公豆花店」豆花
色々考えならが展示会を見たので小腹が空きました。おやつは、妻・小七がリストアップしていた大安にある豆花のお店、「玖公豆花店」[ジョウゴンドウファーディエン]にしました。
黄色い店内がキュート。
「古早味」[グーザオウェイ]とは、昔ながらの味という意味です。
トッピングは、珍珠[ゼンジュー] タピオカ、紅豆[ホンドウ] 小豆、そして初めて食べる、粉條[フェンテャオ]デンプンの麺
豆花より粉條の主張がすごいですが粉條自体は味がなく、シロップのさっぱりした甘さがとても美味しかったです。
夕方まで街を散策します。
大安は古い高層ビルが建ち並ぶエリアですが、広場も多くこの日はフリーマーケットが行われていました。日常的に開かれている雰囲気があり、やはり台湾の人は街の使い方が上手です。
遠東百貨のフードコートでぴかぴかの炒飯に出会う。
お家に戻りつつ、さらに信義のデパートを散策します。
入ったデパートは、遠東百貨[ユエンドンバイフォア]。新しいデパートでとても綺麗です。
夕方になり、晩御飯はフードコートで食べることにします。遠東百貨のフードコートは台湾の有名な観光地、十分[ジュウフェン]をイメージしたテーマパークのようになっており、レトロな雰囲気を味わうことができました。散策するだけでも楽しい!
高級デパートなので食事の単価は高いですが、いつもローカルなお店ばかり食べていたので、この日は奮発。チェーン店の「朱記餡餅粥店」[シュージーシャンビンゾウディエン]に入りました。
綺麗な色のチャーハン!パラパラで味も美味しい!上品な味でした。ご馳走様。詳細は妻の日記にて。
鼎泰豊[ティンダイフォー]もあるみたいですが、やはりかなりの行列。
鼎泰豊の行列に待てない方、フードコートもおすすめです。
今日は台湾の建築学生さんの感性の豊かさ、技術の高さに刺激を受けた1日でした!
卒業シーズンも後半だったので、もう少し早い時期には他の大学の建築卒業設計展もやっていたそうです。興味がある方はスケジュールをよく調べてから行ってみることをお勧めします。
妻 ・小七 日記はこちらから。よりご飯について詳しく書いています。本日の夜のおやつも!
滞在7日目に続きます。拜拜、明天見~!